まるごとえいじのコーナー

本編

寄せ墓とは、多数になった先祖のお墓や地蔵、また離れた場所に散らばった墓を一カ所にまとめ、お骨は一つのお墓または供養塔などに納骨して、スペース的、見栄え的にきれいにすることです。

お花や線香・ローソクの数も減り、一カ所に参れば事足りるので経済的でもあります。

■予算

墓地の大きさやお墓の数、新しく建てる供養塔などにもよるが、弊社実績で言えば、30万円台~300万円台と様々です。

 

■寄せ墓を今のうちにお勧めする理由

・お墓が散らばることで、お花や線香、掃除などもたいへん。
また、不便な場所や汚い墓地にあるようなお墓には、ご年配の人はお参りしても、関係が薄くなるお子様やお孫様はお参りしてくれません。
便利できれいな墓地一カ所にあるお墓は、お参りがしやすいので、多くの方が来てくれます。

・墓じまいブームで、一等地の墓地に空きが増えています。交通の便が良く、広い場所が空いたなら、そこに移すチャンスです。

・作業をする石屋さんが、どんどん少なくなっています。土建屋さんでもできないことはありませんが、新しく建てる場合は、やはり石の性質に精通した石屋さんでないと、上手に建てられないばかりか危険です。

・お墓の処分費が上がり続けています。旧いお墓を残す場所があればよいですが、ほとんどの方は、旧いお墓を廃棄処分されます。しかし、この処分費が高額になっており、現在でも何万円も支払っているのが現実です。

・お墓関係費用は相続財産から割愛されます。
相続税率が見直されて、相続税がかかってしまう方の範囲が拡がりました。
そのため相続税対策で不動産を買う人は増えましたが、購入不動産の評価額が現金で持つよりもせいぜい3割~5割減になるだけです。
しかし、仏壇やお墓にお金をかけても、それは非課税になるので、子孫が将来よけいな出費をしなくてよいように、今のうちにお墓にお金をかけておきましょう。