もともとあったお墓が、山の中腹くらいにあり、しかもたいへんな悪路で、ご年配のお施主様には墓参りが厳しいということで、平地の新墓地に移転をすることになりました。
道が狭いだけではなく、急な勾配や鋭角な曲がり角のほか、階段や手すりがあり、撤去だけでも大変な場所でした。地元の石材店では、人が手配できずお断りされたようです。
新しい墓地は、幅・奥行ともに元場所より小さく、そのままでは入りません。よって、棹石と上台、花立・香炉、霊標を再利用し、その他はよく似た石種で新たに製造することにしました。
撤去→移転建立の場合は、撤去側の墓地管理者と新墓地管理者双方の許可や届け出が必要となりますので、ご注意ください。