お墓の形

お墓の形は地域や時代によって様々なのですが、現在は大きく分けると以下の様になります。

和型どこの墓地にもある ノーマルな形のお墓です。石塔の下に台が1~3個ほど重なります。
洋型 西洋の墓地にあるようなタイプで、幅が広く高さは低い。キリスト教では、中央に「信」「愛」などの文字を刻むことが多いです。
デザイン型 お施主様のご希望に沿って、自由にデザインしたもの。鮮やかな色の外国材を使用することが多い。
自然石 サビ石や玉石の一面を切削し、そこに文字を刻みます。原石の自然な趣があります。
五輪塔 先祖供養のために、本体のお墓の隣に建てられることが多い塔。五つの部位が人体や宇宙の構造を現していると考えられています。

各宗派によっても多少の制約が出てきます。
宗派によるお墓の違い

お墓の大きさ

和型であれば石塔の横幅で分類されます。小さいものは7寸角(約21㎝)、大きいものは13寸(約39cm)ほどです。あとは台が2つの二重台、芝石の付いた三重台の違いがあります。昔は大きいお墓ほど権威があるように思われたようですが、現代では霊園などの制限の事情で、皆さんさほど違いは無くなっています。 ただ、三重台である程度の大きさですと、骨壺を納めるスペースに余裕がありますので、長く使用されるならば、弊社では、9寸角~尺(10寸)角をお勧めしています。

表面加工

お墓を切削した後の表面の仕上げも様々です。研磨技術の乏しかった昔は、ビシャンのみ切りという手法で表面がザラザラ、ゴツゴツしていましたが、今は徐々に目の細かい砥石で磨く本磨き仕上げが主流です。表面はツルツルで、御影石だと光沢が美しく出るからです。 なお、道具の揃った現在でも、灯篭や彫刻などにはビシャン仕上げ、五輪塔などに小叩き仕上げなどを使用する場合もあります。

弊社では、 お施主様のご希望のほか、墓地の形状・大きさ、ご予算によって、墓石の形や大きさをご提案しております。お客様が理解し易いよう、寸法入り図面のほか、3D立体CADを使用でご覧いただいています。

寸法入り平面図面
立体カラーイメージ