お墓自体がやや後方に傾いており、大きな笠も乗っていることから危ない状態でした。墓前灯篭も大きな地震ですぐ崩れそうな感じです。
お墓を一旦解体し、外側に開いた巻き石を修復します。再び開かないよう四隅を金具で固定するようにします。
御影石で納骨室を造り、周囲をコンクリートで基礎固めします。
芝石(四つ組石)を組み合わせます。 場合によってはこの時も内側四隅を金具で固定します。
完成です。新しい霊標と線香・ローソク立ての入るステンレス扉付き香炉、花立、釣り灯篭台を設置。地震に弱い大きな笠と猫足(4つの足で立つ台)、墓前灯篭は取り外しました。笠を外すと拝み石の頭が凸凹だったので、形を整えるために再加工しています。 また、割れたコンクリートだった墓地周囲を御影石で囲み、強度を高めました。