墓石に使われる石は、古来より多くの種類が使用されてきました。
現在、日本では、国産材・中国やインドなどの外国材双方が使用されており、国産材は日本国内加工と中国加工、外国材は中国加工が主流となっています。
国産墓石材
国産墓石材としては岩石分類上、以下の3種類が主なものです。
花崗岩
いわゆる御影石。産出量が最も多く、墓石としては圧倒的なシェアを占めます。庵治石、大島石などはこの部類に入ります。地中の深い場所でマグマがゆっくりと冷え固まったものが、地殻変動で地上に露出したものです。たいへん硬質で、石英・長石・黒雲母を主成分としています。
安山岩
花崗岩についで、多用されている暗色の火山岩。地上に噴き出た溶岩が冷え固まったものです。宮城県の伊達冠石や神奈川・真鶴で採れる本小松石などが有名。
凝灰岩
火山灰が固まった火成岩。軟石で加工がしやすく、また軽質で耐火性に富んでいるので建築や土木用材に使われてきました。栃木県の大谷石が有名です。
弊社では特にご希望のない限り、硬質でツヤの出る花崗岩をお取り扱いしております。詳しいご説明はこちらから
外国産墓石材
中国福建省産が有名ですが、高級材として中国黒竜江省産もよく利用されています。また、インド、ポルトガル産などもよく見かけるようになってきました。
詳細はこちらより 外国産墓石材
FMラジオ「まるごとえいじVol.24」でも墓石材の種類について説明しています。